南野拓実の今期の成績やプレースタイルは?香川真司との違いは?

森保ジャパンの新ビック3!南野拓実の今期の成績やプレースタイルについて見てみたいと思います。今まで長い間香川真司選手の定位置であった、トップ下というポジション。森保ジャパンが始動して以来、そのポジションを守り続けている南野拓実選手。いったいどんな選手なのでしょうか?

目次

南野拓実のプロフィール

南野拓実(みなみの たくみ)

生年月日:1995年1月16日

出身地:大阪府泉佐野市

血液型:A型

身長:174cm

体重:67kg

利き足:右

ポジション:FW(ST,WG)、MF (OH,SH)

経歴:ゼッセル熊取FCーセレッソ大阪U-15-セレッソ大阪U-18-セレッソ大阪

ーレッドブル・ザルツブルク(オーストリア・ブンデスリーガ)

南野拓実選手は、小学校時代をゼッセル熊取というチームで過ごしました。

そしてなんと当時のチームメイトに現日本代表の室屋成選手がいたようです。

幼馴染と日本代表で再会するなんて夢のようですね。

その後、複数のJ下部組織からオファーを受け、中学入学と同時に地元から近いセレッソ大阪のU-15に入団します。

小学生の時点ですでにオファーを受けるなんて、当時から相当なインパクトのある選手だったのでしょう。

その後も順調に結果を残し、U-15からは世代別の日本代表にも選出され、U-23までの各世代においてコンスタントに選出されてきました。

高校生に上がると、セレッソU-18に昇格。高校3年生の8月にはトップチームとの2種登録選手となります。

そして、チームのJ1残留のかかった試合で初先発フル出場を果たすなど、中心選手として活躍しました。

その後高校卒業と同時にトップチームへの昇格を果たし、柿谷曜一朗選手からセレッソの伝統である背番号13を引き継ぎます。

1年目の開幕戦でクラブ史上初の高卒ルーキー開幕スタメン出場し、その後第14節でリーグ戦初ゴールをあげます。この得点により、それまで大久保嘉人選手が保持していたクラブのJ1最年少得点記録(18歳10ヶ月5日)を更新しました。(18歳5ヶ月20日)

その年、南野拓実選手はJリーグのベストヤングプレーヤ―賞を受賞しました。しかし、翌年チームは降格し南野拓実選手も2得点にとどまるなど、悔しいシーズンとなりました。

そして1月、オーストリアの強豪、レッドブル・ザルツブルクへの移籍が発表されました。

加入後、2年連続で2ケタ得点をたたき出すなどの大活躍。チームのリーグ優勝も経験しました。

A代表には、2015年のハリルジャパン時代に20歳で初選出されており、その時のハリルホジッチの言葉がこちらです。

「時間を懸けて追跡している。左右のポジションでプレーできるし、ゴール前にもしっかりと顔を出してくれる。現代のフットボールにフィットする選手で、一番面白いのはオフ・ザ・ボールのポジショニングだ」

「数年後、彼は日本代表に効果的な選手になる。(日本代表は)ゴール前の効率という点で高いパフォーマンスをみせることができていないので、彼が必要だ。そのクオリティを見せてほしい。まだ20歳だが、若い世代を信頼して使いたいし、躊躇はない」

そして現在、ハリル監督の言葉通り、2018年森保ジャパンが始動して以来、日本代表のトップ下としてスタメン定着、ここまで5得点と結果を出し続けています。

南野拓実の今期の成績

これまでも、ザルツブルクで中心選手としてキャリアを積んできた南野拓実選手。

しかし、チームのエースとまではなり切れていないのが現状であります。

特に今期においては途中出場が多く、フル出場したのは公式戦36試合中7試合にとどまっています。

途中出場でも、リーグ戦23試合で7得点を挙げてはいるものの、思い描いたようにはいっていないようです。

本人曰く、もっと上のレベルのリーグで知名度のあるチームでプレーしたいという思いがあり、海外移籍当初の予定では2.3年で移籍すると考えていたようです。

しかし、すでにザルツブルクで5シーズン目を迎える南野拓実選手。

現在は日本代表にも定着し、結果を残している南野拓実選手ですから、念願のビッククラブ移籍もぜひ叶えてほしいですね。

南野拓実のプレースタイル

南野拓実選手は、FW、トップ下、左右のウイングと攻撃のポジションではどこでもこなすことのできる万能型アタッカーです。

現在は、主にトップ下でプレーしています。

南野拓実選手のプレースタイルとして特徴的なのは、スピードに乗ったドリブルゴールへの意識闘争心球際の強さでしょう。

南野拓実プレー集 – Takumi Minamino Goals&Skills

こちら↓が、日本にいた頃の南野拓実選手のプレー集です。

南野拓実 ミナミの帝王による巧みなゴール集!ザルツブルク セレッソ大阪●Takumi Minamino Goals in Salzburg.

こちらではザルツブルクでのゴールシーンも見られます。

南野拓実選手が他の2列目の選手と違うところは、トップ下というポジションですがFW並みに得点への強いこだわりがあるところです。

試合において、ボールを持ったらまず仕掛ける。スピードがありアジリティも優れているため、鋭い切り替えしやターンを得意としています。

ゴールへの意識も常に持ち、前が空いていれば積極的にシュートを狙います。

ミドルシュートでの得点も多いです。

その姿勢から、点が取れてチャンスメイクもできるトップ下とも言われています。

また、強い闘争心を持っており、奪われた後の切り替えの速さやプレスバックによるボール奪取も南野拓実選手の特徴でしょう。

相手との競り合いでも絶対に負けたくないという強い気持ちが見えます。

熱い気持ちを前面に出すあまり、若い頃はよくカードをもらっていたイメージがありますね。

しかし、熱いプレーは観ているものを沸かせますし、その強いメンタリティーも今や日本の武器となっているように感じます。

香川真司と南野拓実の違いとは

今まで、長年日本代表のトップ下を務めてきた香川真司選手。

そして、新生森保ジャパン発足時からトップ下を務めてきた南野拓実選手。

2人の違いとは何でしょう。

上にも書いた通り、南野拓実選手のプレースタイル的にFWに近い感覚をもったトップ下です。

そして、香川真司選手はつなぎや展開も得意とする中盤型のトップ下といえるでしょう。

これが2人の大きな違いですね。

トップ下の選手の入れ替わりにより、日本のサッカーも形を変えてきたように感じます。

今まではポゼッションでパスをつなぎながら攻撃していくイメージがありました。

しかし現在の日本代表は、南野拓実選手をはじめドリブルの得意な選手が多いこともあり、ボールを奪ってからのショートカウンターで個人技までゴールまでもっていくパターンが多く見られます。

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まとめ

今回は、森保ジャパンのトップ下で定位置を守り続ける南野拓実選手の今期の成績やプレースタイル、香川真司選手との違いなどについて調べてみました。

技術、気持ちともにトップクラスの南野拓実選手。

まだ24歳。ここからのさらなる飛躍に期待ですね!

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